舞台芸術科 News 2023
舞台芸術科 3年次選択科目狂言 授業報告
10月3日(火)舞台芸術科3年次生「狂言」選択者は、12月に実際の能舞台をお借りして行う公開実技試験の立ち稽古に入りました。
狂言は「歩行の芸術」と言われます。
そのため本授業も「歩行」の稽古から始まり、「謡」「小舞」と徐々に学びを進めてきました。
本時はいよいよ12月に披露する曲の立ち稽古です。特有の節や物言いに苦戦しながらも、生徒たちは真剣な表情で稽古に臨んでいました。
足のしびれを表現 |
台詞は1音1音を大切に |
かけ合いは狂言の見所 |
2人の位置関係も大切 |
意外とアクティブな動きもします |
数珠で祈っているシーン |
舞台芸術科 1年次舞台技術入門 授業報告
9月27日(水)舞台芸術科1年次生は「舞台技術入門」の授業で照明デザインを行いました。
「舞台技術入門」では前期(4月~9月)をかけて全員が舞台照明を学びます。
本日はその前期最後の授業ということで、今まで学習してきた知識を元にして、自由に照明をデザインして映し出す実習を行いました。
各グループ、灯体を吊ったり、スタンドを立てたり、思い思いに照明効果を楽しんでいました。
脚立にのって灯体の吊り作業 |
カラーフィルターを選び中 |
ネタ(星)の具合を確認 |
2灯を組み合わせて薔薇を作る |
ピンク色の三日月は不思議な感じ |
魔方陣なんかも映し出せます |
舞台芸術科 2年次総合実習(演劇) 授業報告
9月25日(月)2年次生は「総合実習」の授業で演劇の発表を行いました。
2年生で履修する「総合実習」では前期(4月~9月)までは全員で演劇を学び、後期(10月~3月)になると演劇専攻、舞踊専攻に分かれてそれぞれの専門を高めていきます。
そのため、今回行った授業発表はクラス全員で行う最後の演劇発表となります。
本番前のリハーサル稽古 |
講師との最終打ち合わせ |
ちょっとだけリラックス |
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5人の身体で怪物の顔を創出 |
最後は全員でご挨拶 |
今回は「三匹のヤギのがらがらどん」を題材に、各グループごとに生徒たちが自分たちで演出をつけました。
ただし、セットや衣裳にたよらず身体のみで場面を作り上げることが条件です。
生徒たちは身体を目一杯使って全員で吊り橋を再現したり、舞台上に怪物の顔だけを強調したり、カメラのアングルや画角を考えながら、作品を創り上げていました。
2年次生はこれから演劇・舞踊の専攻に分かれて、それぞれが専門の教養と技術を高めていきます。
来年6月にはその成果発表となる「学科公演」も控えていますので、近くなりましたらご来場の案内もさせていただきます。
今後の生徒たちの活躍がこれから楽しみです!
舞台芸術科 2年次日本舞踊 授業報告
舞台芸術科では2年次に全員が日本舞踊を習っています。
授業は浴衣・着物を自分で着付けるところから始まります。
生徒たちは日本伝統芸能のお作法を学びながら、日本舞踊のもつ様式美を身につけていきます。
挨拶の仕方は一番はじめに習います |
日本舞踊は常に美しい姿勢を意識 |
休憩中にもお扇子の扱い方を確認 |
現在は、2月に所作舞台の上で行う公開実技試験の稽古を行っています。
生徒たちの晴れの舞台が今から楽しみです!
舞台芸術科 1年次演劇入門 授業報告
9月11日(月)舞台芸術科1年次生「演劇入門」では、いよいよムーヴメントの稽古が始まりました。
8カウントのリズムに合わせてスロー・ストップを瞬時に切り替えるムーヴメントは、舞台パフォーマンスの基礎が全て詰まっています。
仲間と呼吸を合わせること、次の動きの確認、お客さんからどう見えているのか、仲間との距離感などなど、舞台上でリアルタイムに変化していく様々なタスクを、音楽のカウントに合わせて行っていきます。
ムーヴメントの説明を受けます |
身体だけでなく小道具も使用 |
手先にも神経を集中します |
お互いの稽古の様子を確認します |
様々なタスクをこなすのは |
休み時間も講師と相談 |
現在、舞台表現の基礎を学んでいる1年次生たち。
そんな1年次生たちは、四つ葉祭のオープニングイベントとして、創作「ソーラン節」を披露する予定です。
16日(土)17日(日)各日ともに開場の5分前から正門前にて行う予定です。
いつもの実習着姿とは違う法被を纏った1年次生のパフォーマンスを、是非、楽しみにしていてください!