校長News2021

校長News2021

校長News 全校集会

令和3年7月20日(火)全校集会をオンラインで行いました。新型コロナウイルス感染症拡大防止と熱中症防止のためです。校長講話及び生徒指導部主任、進路指導部主任の講話に続いて、5月に行われたダンス部の学校総合体育大会における特別賞の表彰と和歌山総文祭に出品する美術部の壮行会を行いました。全国大会でより一層、自らを高められることを期待しています。

全校集会視聴の様子 全校集会配信の様子 壮行会 生徒会長から激励

 

以下は、校長講話の概要です。表示されない場合は<続きを読む>をクリックorタップしてください。

校長講話要旨

 皆さんおはようございます。今年度は、ある程度制限のある中ではありましたが、新型コロナウイルス感染症拡大による臨時休校等を行わずに、4月から授業等を行うことができました。これも、皆さんが感染防止対策に真剣に取り組んでいただいたおかげだと思います。ありがとうございます。これからも、引き続きの対策をお願いします。

 さて、先日、熱海で記録的大雨による大規模な土砂災害があり、多くの尊い命が奪われ、今もまだ行方不明の方がいらっしゃいます。なくなられた方、被害を受けた方に心からお悔やみ申し上げます。

 こうした大雨による土砂災害、水害の他、地震、竜巻、雷など多くの災害がいつ起きてもおかしくないというのが、日本です。災害が発生したときに、自分が関係する場所はどの程度危険なのかを知っておくことは自分自身の命を守る上で大変重要なことです。

 皆さんの住んでいる場所、通学路、そして本校周辺のハザードマップの確認、登下校時に交通が遮断された場合、どのように帰宅するのかあるいは近くの避難所に行くのかなど、常日頃からシミュレーションし、家族と情報を共有しておくことが大切です。また、校内における避難経路等も改めて確認をお願いします。

 もう一つ大切なことがあります。日頃からできるだけ広範にわたる多様性を許容しておくことです。

 災害が起きて、避難所に行くことになったとしましょう。そこには少なくとも男性と女性がおり、年齢を重ねた人、体力を十分に持った若者、小学生や幼児、生まれて間もない乳幼児もいるかもしれません。また、障害のある人がいるかもしれないし、社会的マイノリティの方がいるかもしれません。皆さんと様々に異なる人々がそこに集まります。

 災害時には、お互い助け合うことが大事なのは皆さん理解していると思いますが、助け合える関係になるためには、自分とは異なる様々な生活様式、行動様式、考え方といったものを拒否せず受け入れ、多くの人ができるだけ気苦労のない避難生活を送れるようにすることが必要です。

 幸い芸総の生徒の皆さんは自分と異なる考え方を認め、互いに芸を磨くことを日常としています。皆さんが不幸にも被災してしまったときには、率先して避難所がより心地よい場所になるように行動していただきたいと思いますし、それができる生徒だと思っています。

 さて、先ほど日本は災害が多い旨お話ししましたが、多様な災害が多いのは世界でもまれに見る四季と自然に恵まれた国であるからだと、ある大学の地質学の教授が話していました。

 この美しい自然を享受しながら、それを壊さないまま共存していくためには、私たち自身を守る防災の意識向上は不可欠なものです。

 最後に、冒頭で新型コロナウイルス感染症についてお話ししましたが、夏休みに入っても気を緩めることなく、登校する際は寄り道せず直行直帰、手洗い・うがい・換気等の基本的な感染防止対策をよろしくお願いします。では、事故に気をつけて、皆さんにとって有意義な夏休みとなることを期待しています。よい夏休みを。