舞台芸術科News 2022
舞台芸術科【第21回公演 特集】本番&作品紹介 その2・演劇専攻
昨日に続いて、その2は、演劇専攻の本番の様子と、作品紹介です。
演劇 「リボンの騎士~県立鷲尾高校演劇部奮闘記~」
作 横内謙介 原作 手塚治虫 作品提供・協力:手塚プロダクション 上演台本・演出 南野真一郎
この作品は、長年にわたり演劇界で活躍されている「劇団扉座」主宰の横内謙介さんの作品で、扉座の本公演はもちろん、扉座の俳優養成機関にあたる扉座サテライトの卒業公演としても上演されているものです。今回の上演では、その台本を21期演劇専攻に合わせて、授業講師の南野先生に潤色していただいたものを上演台本として取り組みました。以下、上演の様子を写真と共にご覧ください。
県立鷲尾高校演劇部は、次回の特別公演で何を上演するか、侃々諤々と検討中。そこに部員の池田まゆみが「リボンの騎士」の上演を提案する。
まゆみがストーリーを語り始めると、幻想のように現れる、漫画の中の登場人物たち。
サファイアにフランツ。ジュラルミン&ナイロン、そしてへケートの悪党たち。さらに、ヒョウタンツギも。
この6人、稽古場では「メルヘンチーム」と呼ばれていました。劇中ではジュラルミンが「リアルリボン」とも言っていましたが。
応援団部が廃部となり、涙にくれた中島親弘は、演劇部に入部。彼はまゆみの因縁の相手だった。
「リボンの騎士」上演を決めた鷲高演劇部。しかし、次から次へとトラブル続出!その一つ一つに打ちのめされながらも、上演に向けて進んでいく部員たち。その渦中にいるまゆみを、サファイアたちは時に静かに、時に賑やかに見守っている。
ハタキダンス!
まゆみの稽古に駆けつける、「リアルリボン」の面々。
元応援団部親弘と小田から、演劇部に贈られる「勝利の大拍手」!
予告編、上演。が!
いよいよ「リボンの騎士」本番。
舞台上はその「舞台裏」。お客様はまゆみたちと一緒に、鷲高演劇部による上演を後ろから見る形になりました。
最後に訪れる、別れ。
そして、大団円、カーテンコールへ!
ありがとうございました!
最後に秘蔵写真。
お客様から見えなかった、「リボンの騎士」の「表側」です。
見えていないところでも、しっかり芝居しています。
以上、演劇専攻の作品紹介でした。次回はこの「第21回公演 特集」の最終回として、フィナーレなどをご紹介します。
舞台芸術科【第21回公演 特集】本番&作品紹介 その1・舞踊専攻
6月25日土曜日。快晴。
劇場入り4日目、そして最終日。いよいよ本番です。舞踊専攻は毎年、クラシックバレエとモダンダンスの2作品を上演します。以下、写真を交えてご紹介します。
1 クラシックバレエ「眠れる森の美女」より
「眠れる森の美女」はチャイコフスキー作曲によるバレエ音楽を元にしたバレエ作品です。クラシックバレエの代表作の一つで、「白鳥の湖」「くるみ割り人形」とともに三大バレエと呼ばれています。お話はペローによる童話「眠れる森の美女」が元となっています。
6人の妖精たち。「優しさの精」「元気の精」「鷹揚の精」「呑気の精」「勇気の精」そして「リラの精」。
オーロラ姫。お話の主人公です。妖精カラボスの呪いにより、眠りにつき、そして長い時を経て、王子の口づけにより目覚めます。
花のワルツ。オーロラ姫のお祝いの場を華やかに彩ります。
宝石の精。オーロラ姫と王子の結婚をお祝いします。
華やかにフィナーレ
今回の上演は、第1幕と第3幕からいくつかのシーンを抜粋した上演となりました。学科公演ではここ数年にわたり、隔年で上演されている演目ですが、指導いただいている山本先生により、毎年その期の生徒たちに合わせてオンリーワンの作品となるように振付、構成されて上演しています。
2 モダンダンス「Responseする身体(カラダ)」
「“…するカラダ” Responseは、反感、反応、応答
人体をテーマに私の身体(カラダ)の内側や外側への働きかけや、そして他者との働きかけによって身体(カラダ)はどのような反感や応答をするのか?
21期作業はまず、骨(人体)を描くことからスタートしました。」(当日パンフレットより)
プロローグ「未分の分化」
シーン1-a「Bones 骨」
シーン1-b「First contact」
シーン2「Diagonal & CORE 循環」
シーン3「Subtle axis 微妙な軸」
幕間
シーン4「9 Girls Feel 触れる」
シーン5「Breath いきの行方」
「人体」と「反応」をテーマとしたこの作品は、クラシックバレエとはまた違った、ダイナミックで身体性溢れる作品でした。
次回は、演劇専攻の作品について、ご紹介します。
舞台芸術科 第21回公演 報告
6月25日(土)、所沢市民文化センターミューズ・マーキーホールにおきまして、21期生による、舞台芸術科第21回公演が上演されました。当日は6月としては記録的な猛暑の中、500人を超えるたくさんのお客様にご来場いただき、ほぼ満席の中、本番を迎えることが出来ました。
21期生はコロナ初年度入学となった生徒たちで、異例の6月入学式から始まり、これまでの様々な発表も、ほとんどが制限のある中での実施でした。そのため、残念ながら保護者の皆様にも、せっかくの発表にご来場いただけなかったことも多くありました。そのような年次ですので、この学科公演で、マーキーホールを埋め尽くしたお客様の温かい拍手の中、学科公演を実施できたのは、そしてそのお客様の前に立ち、万雷の拍手に感激の表情を見せている生徒たちを見ることが出来たのは、授業担当としましても本当に嬉しいものでした。改めまして、ご来場いただいた皆様、そしてご来場叶わずとも生徒たちに対しご支援いただいた皆様に、心より感謝申し上げます。また、公演を支えていただきました講師、・スタッフ・関係各所の皆様方にこの場をお借りしてお礼申し上げます。
ロビーに展示されたウェルカムボード
保護者の皆様からのお花
応援していただいた皆様、ありがとうございました!
さて、本番の舞台写真の整理もでき始めて参りましたので、少し遅くなりましたが、今年度の作品のご紹介、そして本番の様子を、最後の「21回公演特集」として、本番やリハーサル時に撮影した舞台写真などを交えながら、次からのニュースでご報告いたします。ぜひ、そちらもご覧ください。
舞台芸術科【第21回公演 特集】本日ゲネプロ、明日はいよいよ本番です!
6月24日金曜日。
劇場入り3日目、本日は場当たりの残りを行い、午後からはいよいよゲネプロです。ゲネプロは最終通し稽古ですが、毎年ここには本番ではスタッフでお手伝いいただく2年次生と、1年次生が来場して客席で観劇します。
本日はゲネプロのため、舞台写真はありません。ご来場予定の方は、ぜひ、明日、劇場でお楽しみください。また、舞台の様子は次回、本番のご報告と一緒にご紹介いたします。
このゲネプロを経て、明日はいよいよ21期生全員による、「舞台芸術科 第21回公演」、本番となります。
おかげさまで、明日の本番は3年ぶりにほぼ満席のお客様がお越し下さる予定となっています。本当にありがたいことだと思います。今まで取り組んできた成果と思いをすべて込め、さらに感謝の思いを胸に抱きながら、生徒たちは全力を尽くすことと思います。彼らの努力の結晶を、劇場でご覧いただければ幸いです。 明日、劇場でお待ちしております。
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「舞台芸術科 第21回公演」は、新型コロナウィルス感染症対策として、限定一般公開(中学生およびその保護者・在校生の保護者・OB・OG)とさせていただきます。
※来場登録受付は終了しています。
>>学科公演特設ページは こちら
埼玉県立芸術総合高等学校舞台芸術科 第21回公演
日時:令和4年6月25日(土) 13時開演(12時30分開場)
場所:所沢市民文化センターミューズ中ホール(マーキーホール)
内容:舞踊 クラシックバレエ「眠れる森の美女」より(振付・指導 山本教子)
モダンダンス「Responseする身体」(振付・指導 関 雅子)
演劇 「リボンの騎士~県立鷲尾高校演劇部奮闘記~」
作 横内謙介 原作 手塚治虫 作品提供・協力:手塚プロダクション
上演台本・演出 南野真一郎
本番まで、あと1日! いよいよ、明日、本番!
舞台芸術科【第21回公演 特集】劇場リハーサル
6月23日木曜日。
本日から演劇、舞踊両専攻で劇場リハーサル、舞台用語で「場当たり」が始まりました。これは上演作品について、冒頭からラストまで、照明、音響などのあらゆる舞台効果、役者の出ハケなどの作品中で行われるすべてのきっかけを確認していくリハーサル作業で、うまくいかないところや、劇場で初めて確認する部分などを一つずつ丁寧におさらいしていきます。演劇では道具の転換など、舞踊では立ち位置やフォーメーションの場所決めなど、きめ細かく作業が続いています。
生徒は、緊張感を漂わせつつも、また同時に、今まで練習してきた作品が、照明や大道具などが入ることで、間もなく本番が訪れることを実感し始めているようでした。
明日はいよいよ、ゲネプロです。
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※来場登録受付は終了いたしました。
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埼玉県立芸術総合高等学校舞台芸術科 第21回公演
日時:令和4年6月25日(土) 13時開演(12時30分開場)
場所:所沢市民文化センターミューズ中ホール(マーキーホール)
内容:舞踊 クラシックバレエ「眠れる森の美女」より(振付・指導 山本教子)
モダンダンス「Responseする身体」(振付・指導 関 雅子)
演劇 「リボンの騎士~県立鷲尾高校演劇部奮闘記~」
作 横内謙介 原作 手塚治虫 作品提供・協力:手塚プロダクション
上演台本・演出 南野真一郎
本番まで、あと2日!
舞台芸術科【第21回公演 特集】劇場入り初日
6月22日水曜日。
本日より、いよいよ劇場入りしました。初日となる本日は、大道具、小道具など荷物の搬入と舞台仕込みなどが行われています。生徒たちは、大道具を組み立てたり、ロビーの装飾をしたりしながら、その合間を見て練習したりしています。
2年次生の舞台補助係の生徒も、本日から来て、作業を手伝ってくれています。
また、劇場では、プロのスタッフの皆さまが、照明、音響、舞台の仕込み作業を行っています。
それらの準備が整ったところで、いよいよ明日から本番に向けてリハーサルが始まります。
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※来場受付は終了いたしました。
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埼玉県立芸術総合高等学校舞台芸術科 第21回公演
日時:令和4年6月25日(土) 13時開演(12時30分開場)
場所:所沢市民文化センターミューズ中ホール(マーキーホール)
内容:舞踊 クラシックバレエ「眠れる森の美女」より(振付・指導 山本教子)
モダンダンス「Responseする身体」(振付・指導 関 雅子)
演劇 「リボンの騎士~県立鷲尾高校演劇部奮闘記~」
作 横内謙介 原作 手塚治虫 作品提供・協力:手塚プロダクション
上演台本・演出 南野真一郎
本番まで、あと3日!
舞台芸術科【第21回公演 特集】本番週、突入!
6月18日土曜日。
週末の土曜日、いよいよ本番を一週間後に控え、演劇・舞踊両専攻とも講師の先生に来校いただき、通し稽古を行いました。週が明けると、搬入準備となるため、小屋入り前に、本番用の衣裳や道具を使っての通し稽古はこの日がほぼラストとなります。どちらの練習でも、生徒たちの演技はもちろん、講師の先生の指導も、一段と熱を帯びてきました。
そして休息日の日曜を経て、6月20日月曜日。
演劇専攻生徒たちは、明日のトラック積み込みにむけて、数ある小道具、衣裳などのパッキングを行っています。積み忘れがないように、リストを作成しつつ、丁寧に準備していきます。一方大道具係の生徒たちは舞台装置となる台などを玄関へと移動させています。
いよいよ明日は本番前最後の授業、そしてトラック積み込みです。
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埼玉県立芸術総合高等学校舞台芸術科 第21回公演
日時:令和4年6月25日(土) 13時開演(12時30分開場)
場所:所沢市民文化センターミューズ中ホール(マーキーホール)
内容:舞踊 クラシックバレエ「眠れる森の美女」より(振付・指導 山本教子)
モダンダンス「Responseする身体」(振付・指導 関 雅子)
演劇 「リボンの騎士~県立鷲尾高校演劇部奮闘記~」
作 横内謙介 原作 手塚治虫 作品提供・協力:手塚プロダクション
上演台本・演出 南野真一郎
本番まで、あと5日!
舞台芸術科【第21回公演 特集】クラス内・作品お披露目会
6月16日木曜日。
本日は、まもなく本番を迎える21回公演の全作品について、クラス内お披露目会を行いました。
毎年、2つの専攻に分かれて作品制作を行っている舞台芸術科生徒ですが、同じクラスメイトでありながら、実はお互いの専攻の作品をちゃんと見ることの出来る機会はほとんどありません。作品が出来上がってくる6月は両専攻とも並行して練習していますし、ましてや劇場では、それぞれ出演者で、上演準備がありますので客席で鑑賞することは出来ません。そのため21期生はLHRの時間などを利用して、お互いの作品を鑑賞し合うこのクラス内披露会を考えたようです。
本番まで10日を切った、このタイミングで実施されたこのお披露目会は、自分たちの行う公演の全体像を理解するための良い機会となったようです。また、お互いの作品を見合うことで、お互いへのリスペクトと、本番に向けての良い刺激を得られたことと思います。ここからさらにギアを上げて、本番ギリギリまで、作品のブラッシュアップに励んでいきましょう。
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※来場登録受付は終了いたしました。
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埼玉県立芸術総合高等学校舞台芸術科 第21回公演
日時:令和4年6月25日(土) 13時開演(12時30分開場)
場所:所沢市民文化センターミューズ中ホール(マーキーホール)
内容:舞踊 クラシックバレエ「眠れる森の美女」より(振付・指導 山本教子)
モダンダンス「Responseする身体」(振付・指導 関 雅子)
演劇 「リボンの騎士~県立鷲尾高校演劇部奮闘記~」
作 横内謙介 原作 手塚治虫 作品提供・協力:手塚プロダクション
上演台本・演出 南野真一郎
本番まで、あと9日!!
舞台芸術科【第21回公演 特集】パンフレット、作成中です
6月10日金曜日。
21期生たちは、本日も演劇・舞踊両専攻とも、練習に、スタッフワークにと、励んでいます。
それらの作業の合間を、さらに縫いながら、係の生徒たちは、当日お客様にお配りするパンフレットの制作も行っています。
毎年、趣向を凝らしたパンフレットを来場された皆様にお配りしていますが、これらも第1回公演から、ずっと生徒たちがアイデアを考えて制作しているものです。今年もまた、新しい趣向を取り入れようと、現在悪戦苦闘しながら鋭意制作中です。ぜひ、ご来場の際には、パンレットについてもお楽しみください。
(おまけ)
せっかくですので、過去の公演パンフレットをいくつか集めてみました。よければご覧ください。
初期の頃の、手作り感も懐かしいものがあります。
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観賞をご希望の方は下記ページより詳細をご確認いただき、各登録フォームより必要事項をご入力ください。
※来場登録は、6月14日まで受付中です。残席もわずかとなってきましたので、ご来場を希望される方は、お早めにご登録ください。
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埼玉県立芸術総合高等学校舞台芸術科 第21回公演
日時:令和4年6月25日(土) 13時開演(12時30分開場)
場所:所沢市民文化センターミューズ中ホール(マーキーホール)
内容:舞踊 クラシックバレエ「眠れる森の美女」より(振付・指導 山本教子)
モダンダンス「Responseする身体」(振付・指導 関 雅子)
演劇 「リボンの騎士~県立鷲尾高校演劇部奮闘記~」
作 横内謙介 原作 手塚治虫 作品提供・協力:手塚プロダクション
上演台本・演出 南野真一郎
本番まで、あと15日!
舞台芸術科【第21回公演 特集】三者面談期間、集中稽古
6月8日水曜日。
昨日より芸総では三者面談期間となり、授業は午前までで、午後は各クラス面談を実施しています。この午後の時間を使い、例年3年次生は公演に向けて最後の直前集中稽古期間としています。本番前では、この期間がじっくり練習に取り組める最後のまとまった時間となるため、21期生も昨日から練習に励んでいます。
面談期間ですので、時間になると、生徒は一人ずつ練習を抜けて、面談に向かいます。面談では進路に向けた相談などもあり、そちらも重要です。どちらも大切にしつつ、面談期間は過ぎていきます。
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※来場登録受付は6月1日(水)より開始いたしました。6月14日まで受付中です。
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埼玉県立芸術総合高等学校舞台芸術科 第21回公演
日時:令和4年6月25日(土) 13時開演(12時30分開場)
場所:所沢市民文化センターミューズ中ホール(マーキーホール)
内容:舞踊 クラシックバレエ「眠れる森の美女」より(振付・指導 山本教子)
モダンダンス「Responseする身体」(振付・指導 関 雅子)
演劇 「リボンの騎士~県立鷲尾高校演劇部奮闘記~」
作 横内謙介 原作 手塚治虫 作品提供・協力:手塚プロダクション
上演台本・演出 南野真一郎
本番まで、あと17日!