舞台芸術科News 2022

舞台芸術科News 2022

舞台芸術科 卒業生による進路懇談会 報告

3月16日(木)舞台芸術科は「卒業生による進路懇談会」を行いました。

この会では、現在社会人として活躍している先輩や大学生の先輩をお呼びして、芸総卒業後の進路について実体験に基づいた生の声を座談会形式でお聞きします。

今回お呼びした先輩は、劇団四季で活躍されていた方、劇団に所属されている方、声優の方、大学で舞台芸術を学んでいる方など、計7名の先輩にお話をいただきました。

はじめは緊張していた生徒たちでしたが、座談会形式で同じ目線で話しをしてくれる先輩たちの姿に、すぐ緊張も解け活発に意見交換を行うことができたようです。

会終了後には、個別の生徒の質問にも快く応じてくれた卒業生の皆さん。
お忙しい中、誠にありがとうございました。

舞台芸術科 2年次「日本舞踊」公開実技試験 報告

2月3日(金)舞台芸術科2年次生は日本舞踊の公開実技試験を行いました。

本校舞台芸術科では2年次に日本舞踊を全員が学びます。
実技試験では、1年間日本舞踊を学んだ成果を、所作舞台の上で公開の形で披露します。

ご指導いただくのは七々扇流 七々扇左惠先生、花柳流 花柳喜衛文華先生の両先生です。
課題曲は、七々扇流は「舞扇」、花柳流は「藤娘」です。

また、特別演目として、今年は七々扇流、花柳流それぞれの「雨の五郎」を披露しました。
同じ曲ですが、流派による解釈の違いや表現の違いなどが観られて、日本舞踊の奥の深さを感じることができました。

着物の着方や帯の締め方、挨拶や礼儀作法など、日本舞踊の基礎から所作を学んできた生徒たちですが、所作舞台の上で堂々と日本舞踊を披露してくれたことを嬉しく思います。

舞台芸術科 3年次選択科目「日本舞踊」公開実技試験 報告

1月20日(金)舞台芸術科3年次「日本舞踊」選択者は公開実技試験を行いました。

3年次選択科目「日本舞踊」の授業では、花柳流の花柳基先生ご指導のもと、2年次に身につけた日本舞踊の表現をより深く追求し、日本伝統芸能の教養を高めていきます。

本公開実技試験では、その学びの成果を公開の形で発表するものです。
本年度の課題曲は「長唄 松の緑」と「長唄 手習子」です。

鍛錬を積んだ3年生の美しい表現の1つ1つに、会場からは大きな拍手が送られました。
最後は講師の花柳基先生と記念撮影です。

先生方、1年間のご指導、誠にありがとうございました!

舞台芸術科 3年次選択科目「古典芸能」公開実技試験 報告

1月19日(木)舞台芸術科3年次「古典芸能」選択者は、授業の公開実技試験を行いました。

本校の「古典芸能」の授業は、東音の高橋智久先生にご指導をいただき、長唄三味線を学んでいます。
本発表では1年間の学びの成果を実技試験形式で公開披露します。

課題曲は「連獅子 狂ひの段」です。
一人ずつ演奏する試験に緊張しながらも、皆堂々と発表をしてくれました。

最後は全員による「勧進帳 寄せの合方」の演奏と、ご褒美の高橋先生との合奏です。
1年間親しんだ三味線の音色を噛みしめるように、皆、演奏を楽しんでいました。

舞台芸術科 3年次選択科目「ジャズダンス」成果発表 報告

1月18日(水)舞台芸術科3年次「ジャズダンス」選択者は授業の成果発表を行いました。

本校のジャズダンスの授業は、日本ジャズダンス芸術協会代表理事の北浜竜也先生にご指導をいただいております。
はじめは未経験者も多いジャズダンスですが、1年間トレーニングを積み、表現を学んで、毎年1月に成果発表を行っています。

舞台の上で堂々と躍動する3年生の華やかで迫力のあるパフォーマンスに、会場は熱気と拍手に包まれました。

舞台芸術科 3年次舞踊専攻「クラシックバレエ」成果発表 報告

1月17日(火)舞台芸術科3年次舞踊専攻選択者は「クラシックバレエ」の成果発表を行いました。

この発表では、各自が思い思いにバリエーションを選択して、3年間芸術総合高校で学んだ成果を披露します。

じっくりと鍛錬を積んだ身体から溢れ出る表現に、会場からは大きな拍手が送られました。

舞台芸術科 第2回学校説明会 報告

1月14日(土)舞台芸術科は第2回学校説明会及び学科説明会を行いました。

午前の部は中学3年生を対象に個別相談を行いました。本相談で不安な点を解消し安心して受検をしていただけたら幸いです。

午後の部は中学1、2年生を対象に学科説明と舞台技術体験を行いました。
学科説明では舞台芸術科(専門学科)と普通科はどう違うのかを中心に学科内容を説明させていただきました。
説明会の後半は照明体験です。実際の調光卓を操作して舞台を照らしてみたり、ピンスポットを操作して役者を追ってみたり、実機材を用いて楽しみながら学んでもらいました。

本校ではパフォーマーとしての学びだけでなく、全員が舞台スタッフの技能も共に学びます。今回の体験で舞台スタッフの楽しさを感じ取っていただけましたら幸いです。

今回をもちまして2022年度の説明会は全て終了となります。
次年度も学科説明会や体験授業を通して、皆様に舞台芸術科の魅力をお伝えしていきたいと思います。
今後ともよろしくお願いいたします。

舞台芸術科 狂言公開実技試験 報告

12月20日(火)舞台芸術科3年次生の選択科目「狂言」選択者8名は狂言公開実技試験を行いました。

「狂言」の授業では人間国宝の能楽師狂言方大蔵流 山本東次郎先生をはじめ、山本家の皆様方にご指導をいただいております。公開実技試験は1年間の成果発表として杉並能楽堂をお借りして実際の能舞台の上で狂言を披露する、とても貴重な体験ができる行事です。

今年の課題曲は「口真似」です。
狂言選択者8名は3グループに分かれて、それぞれの曲を緊張しながらも堂々と演じてくれました。

試験の最後には、山本東次郎先生が生徒たちの謡に合わせて舞を披露してくださいました。

山本東次郎先生をはじめ山本家の皆様方、誠に貴重な体験をありがとうございました!

舞台芸術科 所沢市立山口中学校公演 報告

12月19日(月)舞台芸術科3年次生は所沢市立山口中学校にて、舞台公演を行いました。

舞台となるのは山口中学校の体育館です。
コンセプトとして「生徒自身が構成を考えプロデュースする舞台公演」を掲げ、依頼をいただいた今年の夏頃から公演に向けて準備をしてきました。

できる限り全員に近い位置でパフォーマンスを観てもらいたいという思いから、フロアを十字に区切った舞台構成を考え、事前チラシやパンフレットの作成も行いました。

演目は、ソーラン節、創作ミュージカル、テーマダンス、モダンダンス、フィナーレです。
各演目を繋ぐMCの導入や休憩時間も公演に浸っていてほしいという思いで動画を上映するなど、様々なアイデアを形にして90分の舞台に仕上げました。

中学生の皆さんに楽しんでいただけておりましたら幸いです。

山口中学校の皆様、またPTAの皆様方には発表の場を提供いただいたばかりでなく、事前準備の段階からご協力をいただきまして誠にありがとうございました。この場を借りてお礼申し上げます。

この度は誠にありがとうございました!