前期終業式報告 教頭
本日(30日・月)に終業式を校歌斉唱で開始しました。
校長講話では、私たちは小さな世界で生きがちだが、多くの人、多方面の人との出会いや、経験を積み重ねることで、世界は広がり重層的になる。人本位の友達に比べて、仲間は同じ目的や行動の共有でつながるので世界を作りやすく広げていくことができるし、目的が達成されれば自然に解消される。仲間は重要である。
得た経験や知識を取捨選択したり結び付けたりして活用するためには言語能力が必要となるが、そのためには読書が重要である。好きな作者を見つけることは自分の味方を見つけることに等しい。本を読むときは、高見の見物ではなく、ストーリーの中に自分を置き、自分ならどのように思うだろう、行動するだろうなどと悩み考えながら読むことで応用力などが身につく。なお、日常の人間関係では危ない状況に近づかない、危ないと感じたらすぐ離れるようにという内容でした。
生徒指導主任からは、更衣に際して正しい服装の着用についての確認と、甲子園の例で、勝つのは1チームだけで、それ以外のチームは負けることを必ず経験するが、負けることから学ぶことは多く、前に進もうとすることが大切であるとの話がありました。
成功もあれば失敗もありますが、常に前に進む気持ちを大事にしていきましょう。
進路指導主事からは、エントリーシートで必ず押さえておきたいポイントや面接での不足している点やよりよくするための改善点を自分から面接練習で聞くなどの積極性を大切にしてほしい、2年生は進路に向けて3年生に質問などして積極的に情報収集を行ってほしいとのアドバイスがありました。
また、「しんとこフェス2024」ポスターデザインの表彰を行いました。
日頃の学習や練習、工夫の積み重ねの成果を表彰することは学校としても嬉しい限りです。
今後ますますの活躍を期待しています。
併せて、埼玉県教育委員会人権教育課による「ヤングケアラー講演会」を行いました。少子化や核家族化に伴うヤングケアラー数の増加やヤングケアラーの実態、相談することの大切さや方法などについて、ご説明いただきました。ヤングケアラーが抱える不安や悩みについて理解し、適切なサポートなどにより解消につなげていきたいものです。
校長講話 生徒指導主任より 進路指導主事より
表彰 生徒指導講演会
後期が始まります。新たな気持ちで学習や活動に励んでください。