舞台芸術科News 2023

2023年9月の記事一覧

舞台芸術科 1年次舞台技術入門 授業報告

9月27日(水)舞台芸術科1年次生は「舞台技術入門」の授業で照明デザインを行いました。

「舞台技術入門」では前期(4月~9月)をかけて全員が舞台照明を学びます。
本日はその前期最後の授業ということで、今まで学習してきた知識を元にして、自由に照明をデザインして映し出す実習を行いました。

 各グループ、灯体を吊ったり、スタンドを立てたり、思い思いに照明効果を楽しんでいました。

脚立にのって灯体の吊り作業

カラーフィルターを選び中

ネタ(星)の具合を確認

2灯を組み合わせて薔薇を作る

ピンク色の三日月は不思議な感じ

魔方陣なんかも映し出せます

 

舞台芸術科 2年次総合実習(演劇) 授業報告

9月25日(月)2年次生は「総合実習」の授業で演劇の発表を行いました。

2年生で履修する「総合実習」では前期(4月~9月)までは全員で演劇を学び、後期(10月~3月)になると演劇専攻、舞踊専攻に分かれてそれぞれの専門を高めていきます。

そのため、今回行った授業発表はクラス全員で行う最後の演劇発表となります。

本番前のリハーサル稽古

講師との最終打ち合わせ

ちょっとだけリラックス

身体を使い状況や場面を表現。

5人の身体で怪物の顔を創出

最後は全員でご挨拶

今回は「三匹のヤギのがらがらどん」を題材に、各グループごとに生徒たちが自分たちで演出をつけました。
ただし、セットや衣裳にたよらず身体のみで場面を作り上げることが条件です。

生徒たちは身体を目一杯使って全員で吊り橋を再現したり、舞台上に怪物の顔だけを強調したり、カメラのアングルや画角を考えながら、作品を創り上げていました。

2年次生はこれから演劇・舞踊の専攻に分かれて、それぞれが専門の教養と技術を高めていきます。
来年6月にはその成果発表となる「学科公演」も控えていますので、近くなりましたらご来場の案内もさせていただきます。

今後の生徒たちの活躍がこれから楽しみです!

 

舞台芸術科 2年次日本舞踊 授業報告

舞台芸術科では2年次に全員が日本舞踊を習っています。

授業は浴衣・着物を自分で着付けるところから始まります。
生徒たちは日本伝統芸能のお作法を学びながら、日本舞踊のもつ様式美を身につけていきます。 

挨拶の仕方は一番はじめに習います

日本舞踊は常に美しい姿勢を意識

休憩中にもお扇子の扱い方を確認

現在は、2月に所作舞台の上で行う公開実技試験の稽古を行っています。
生徒たちの晴れの舞台が今から楽しみです!

舞台芸術科 1年次演劇入門 授業報告

9月11日(月)舞台芸術科1年次生「演劇入門」では、いよいよムーヴメントの稽古が始まりました。

8カウントのリズムに合わせてスロー・ストップを瞬時に切り替えるムーヴメントは、舞台パフォーマンスの基礎が全て詰まっています。

仲間と呼吸を合わせること、次の動きの確認、お客さんからどう見えているのか、仲間との距離感などなど、舞台上でリアルタイムに変化していく様々なタスクを、音楽のカウントに合わせて行っていきます。 

ムーヴメントの説明を受けます

身体だけでなく小道具も使用

手先にも神経を集中します

お互いの稽古の様子を確認します

様々なタスクをこなすのは
難易度が高い表現活動です

休み時間も講師と相談

現在、舞台表現の基礎を学んでいる1年次生たち。
そんな1年次生たちは、四つ葉祭のオープニングイベントとして、創作「ソーラン節」を披露する予定です。

16日(土)17日(日)各日ともに開場の5分前から正門前にて行う予定です。
いつもの実習着姿とは違う法被を纏った1年次生のパフォーマンスを、是非、楽しみにしていてください!

舞台芸術科 3年次選択科目 古典芸能 授業報告

舞台芸術科には3年次の選択科目として「古典芸能」があります。

「古典芸能」の授業では東音の高橋智久先生ご指導のもと、長唄三味線を習います。

ほとんどの生徒は三味線を演奏することが初めてです。
そのため授業は三味線の扱い方や持ち方から学んでいきます。

三味線の扱い方から学びます

持ち方や姿勢は常に意識して

皆、集中して稽古に臨んでいます

譜面は高橋先生のお手製です

授業は畳の上で行っています

四つ葉祭、心を込めて演奏します!

現在は四つ葉祭での発表に向けて練習中。
披露させていただく曲は「さくら」「土蜘」の2曲です。

1日目は、11:15〜11:30
2日目は、9:45〜10:00

に演奏します。是非、ご来場ください!