図書館から

2013年1月の記事一覧

貴重な資料をいただきました。

暮に狂言の四世山本東次郎先生からいただいたものです。

<則寿>は、先生の幼いときの舞台名。父である三世山本東次郎氏がその稽古を記録していた覚え書きを、四世の先生がご自身の記憶にあることを添えてまとめられたものです。
 稽古の背後には、戦争末期から戦後昭和24年までの時代がうかがえます。そして何より、『狂言師でなければよかった』とまで叫びながら厳しい稽古を課し、その一方で、息子の舞台を褒められて相好を崩してしまうような父子の深い情愛が読む者の心をうちます。間違いないものを次の世代に伝えようとする、厳しさと誇り、凛とした世界が浮かびます。
 やわらかい製本のため、透明フィルムを張り付けずに覆っただけで棚にだしました。丁寧にご利用ください。下に添えた写真は表紙の色がとんでしまいました。きれいな黄色です。

新しく入りました。