舞台芸術科News 2022

2022年7月の記事一覧

舞台芸術科【第21回公演 特集】本番&作品紹介 その2・演劇専攻

昨日に続いて、その2は、演劇専攻の本番の様子と、作品紹介です。

 

演劇 「リボンの騎士~県立鷲尾高校演劇部奮闘記~」

作 横内謙介 原作 手塚治虫 作品提供・協力:手塚プロダクション 上演台本・演出 南野真一郎

この作品は、長年にわたり演劇界で活躍されている「劇団扉座」主宰の横内謙介さんの作品で、扉座の本公演はもちろん、扉座の俳優養成機関にあたる扉座サテライトの卒業公演としても上演されているものです。今回の上演では、その台本を21期演劇専攻に合わせて、授業講師の南野先生に潤色していただいたものを上演台本として取り組みました。以下、上演の様子を写真と共にご覧ください。

 

 

県立鷲尾高校演劇部は、次回の特別公演で何を上演するか、侃々諤々と検討中。そこに部員の池田まゆみが「リボンの騎士」の上演を提案する。

 

 

まゆみがストーリーを語り始めると、幻想のように現れる、漫画の中の登場人物たち。

  

 

サファイアにフランツ。ジュラルミン&ナイロン、そしてへケートの悪党たち。さらに、ヒョウタンツギも。

この6人、稽古場では「メルヘンチーム」と呼ばれていました。劇中ではジュラルミンが「リアルリボン」とも言っていましたが。

 

  

応援団部が廃部となり、涙にくれた中島親弘は、演劇部に入部。彼はまゆみの因縁の相手だった。

 

  

   

  「リボンの騎士」上演を決めた鷲高演劇部。しかし、次から次へとトラブル続出!その一つ一つに打ちのめされながらも、上演に向けて進んでいく部員たち。その渦中にいるまゆみを、サファイアたちは時に静かに、時に賑やかに見守っている。

 

  

ハタキダンス!

 

  

まゆみの稽古に駆けつける、「リアルリボン」の面々。

 

  

元応援団部親弘と小田から、演劇部に贈られる「勝利の大拍手」!

 

   

 

予告編、上演。が!

 

  

  

いよいよ「リボンの騎士」本番。

舞台上はその「舞台裏」。お客様はまゆみたちと一緒に、鷲高演劇部による上演を後ろから見る形になりました。

 

  

最後に訪れる、別れ。

 

  

そして、大団円、カーテンコールへ!

 

ありがとうございました!

 

最後に秘蔵写真。

お客様から見えなかった、「リボンの騎士」の「表側」です。

見えていないところでも、しっかり芝居しています。

 

以上、演劇専攻の作品紹介でした。次回はこの「第21回公演 特集」の最終回として、フィナーレなどをご紹介します。